5月1日に開院させていただき1ヶ月が経過しました。開院当初は業務に慣れず、診療がスムーズに進まなかった面もありましたが、スタッフ同士問題点を日々検証し、手順マニュアルを作成・修正して、円滑に診療が進められるよう努めています。月に2回「スタッフミーティング」を開き、スタッフ間の情報共有、問題点の検証、今後の方針について話し合っています。
さて、1ヶ月を振り返ると、稲沢市の特定健診、がん検診を受診される方が多く来院されました。また、一般内科では、咳を訴えられる患者様が多い印象でした。受診理由の内訳は、複数の疾患を持つ患者様がおられるのでそれぞれの割合が大きくなりますが、「高血圧症」が34.1%で最も多く、次いで「糖尿病」23.3%、「脂質異常症」22.6%と「生活習慣病」が上位3つを占めました。糖尿病では「1型糖尿病」は5名、インスリン自己注射の方は6名、持続皮下インスリン注入(CSII)の方は3名来院されています。続いて発熱、咳、腹痛など「一般内科」が22.0%、「特定健診/がん検診」13.8%、「甲状腺疾患」8.0%、「甲状腺以外の内分泌疾患」2.8%、「高尿酸血症」「骨粗鬆症」がそれぞれ2.4%でした。得意とする内分泌、糖尿病、代謝疾患を始め、一般内科に至るまで、今後も幅広く診療させていただきたいと思います。
受診のきっかけを伺うと、以前父の「木村内科」に通院されていた方が34.3%と最も多く、次いで「紹介受診」が24.2%、「通りがかり」15.7%、「ホームページ」7.3%、「知人の紹介」4.5%でした。患者様からも「大先生にはよくお世話になった」、「○○の病気を見つけてくれた」などの声をよくいただき、父に対する信頼の高さを改めて感じました。その父にならい、地域に根ざした診療を心掛けていきたいと思います。