「内分泌(ないぶんぴつ)」という言葉はあまりなじみがない方が多いかもしれません。ホームページ内の「診療案内」の欄にも記載いたしましたが、「内分泌疾患」は、離れた場所にある臓器(器官)間で情報の橋渡しをする「ホルモン」の分泌異常により生じます。頻度は比較的低いですが、ごくありふれた症状から見つかる場合もあります。その内分泌疾患の中で頻度が高いものはバセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍などの「甲状腺疾患」です。当院では甲状腺疾患をスムーズに診断できる体制を整えています。開院後、甲状腺超音波検査は延べ43件、甲状腺腫瘍に対する穿刺吸引細胞診は延べ6件実施しています。甲状腺以外にも下垂体、副甲状腺、副腎、性腺疾患を診療いたしますが、ホームページなどをご覧になって、比較的遠方からも来院される方もおられます。小さなことでも結構ですので、気になる症状、ご相談ごとがあります方はぜひお越し下さい。