発熱、頭痛、せき、痰、腹痛などの症状の出現頻度の高い疾患(コモンディジーズ)から、病態の安定した慢性疾患まで幅広く診療いたします。専門的または高度な診療、検査、治療が必要と判断された場合は、速やかに連携する総合病院へご紹介いたします。
なお、インフルエンザ感染症や新型コロナウイルス感染症など他の方への感染の拡大が考えられる症状がある方の診療は、当院の受診歴の有無に関わらず、「隔離診察室」にて診察を行い、院内での感染拡大防止に努めています。
受診をご希望の方は来院前にお電話ください(直接のご来院はお控えください)。診療時間を折り返しお伝えいたします。また、スムーズに診療を行うために「WEB問診」へのご協力もお願いいたします。なお、当日の診療可能人数を超えた場合は、診察をお断りする場合がございますのでご了承ください。
2024年4月以降、新型コロナウイルス感染症治療薬の公費負担が終了となりました。
詳しくは以下をご確認ください。
禁煙外来
喫煙は肺がんを始めとする悪性疾患、慢性閉塞性肺疾患だけではなく、全身の動脈硬化を進め、心筋梗塞、脳梗塞、下肢の動脈閉塞など血管の病気を引き起こし、心血管死、総死亡の危険性を増加させます。 また、2型糖尿病が発症しやすくなり、脂質異常症(高脂血症)、甲状腺疾患のバセドウ病の治療状況も悪化します。受動喫煙も同様の危険性が生じるとされています。
喫煙習慣は、心理的依存と身体的依存(ニコチン依存)が関与していますが、禁煙外来にて薬物療法とカウンセリングを併用して治療を進め、禁煙達成を目指します。
★当院は敷地内禁煙とさせていただいております。
※現在、禁煙治療薬の「チャンピックス」は供給が停止されているため、貼付薬の「ニコチネルTTS」での禁煙治療のみ受付をしております。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に呼吸が頻回に停止し、ガス交換の障害が出現する病態を「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と呼びます。いびきは高頻度で現れ、日中の過眠、夜間の不眠、起床時の頭痛、性格の変化などの症状が現れます。
近年は居眠りによる交通事故や作業事故など社会問題としてとらえられているだけでなく、循環器障害や脳血管障害、内分泌代謝障害、精神障害などさまざまな合併症との関連が指摘されています。
当院ではこの「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を、簡易モニターを用い診断することができます。
重症と診断された場合、治療としてnasal CPAP(就寝時に鼻マスクを装着し、マスクを介して空気を吸入し、その空気の圧力で無呼吸を予防する治療)を実施することが可能です。ぜひご相談ください。